【特別企画リーダーの想いvol.22】

こんにちは。一橋大学支部　2年　ムギこと平澤美咲です。今年度、山田小学校の特別企画リーダーを務めさせていただきます。

私がリーダーになろうと思ったきっかけは、先輩の姿と子どもたちの笑顔です。夏企画で岩手に行った時に、こんなにも子どもたちの笑顔から勇気付けられることはあるのかと思いました。

初めて会ったにも関わらず、子どもたちは笑顔で接してくれました。しかし、「子どもたちに笑顔を」という思いで企画に望んでいるはずなのに、逆に私自身が笑顔を届けられ、元気付けられてしまったのです。私はこれではダメだと思いました。そのことから、私は来年は絶対に子どもたちに笑顔を届けたいと思いました。

そして、夏企画中、リーダーをやっていた先輩がとても堂々としているところや、焦らず落ち着いて何事にも対処しているところをみて、とてもかっこいいと感じました。私も先輩みたいに物事を着実に進められるリーダーになって、子どもたちに笑顔を届けられる夏にしたいという気持ちが大きくなりました。

これが私の中のリーダーになろうと思ったきっかけですが、そのほかの理由としては、私自身の中での個人のVISIONがはっきりしたということが挙げられます。私の個人のVISIONは「子どもたちに選択肢を与える」です。小学校の先生からのお言葉で子どもたちに選択肢を与えてほしいというものがあり、去年の夏企画ではあまり子どもたちの選択肢を与えることができなかったのではないかと感じました。

今年は子どもたちに多くの選択肢を与えることができたらいいなと思い、私はこれを個人のVISIONに掲げました。個人のVISIONがはっきりと決まったことにより、さらに今年は特別企画リーダーとしてメンバーを引っ張って良い夏にしたいと思いました。

今年、一橋支部Aグループは上智支部Aグループと合同交流を行います。合同交流をすることを踏まえ掲げた特別企画のテーマは〜気づき〜です。

自分の強みを知るとともに、他者の魅力を発見して相互の気づきを得ることを目的とし、自己理解・他者理解に繋がることを目指します。「気づき」には自分に知らない世界に気づくことや、相手の良いところに気づくことなど、多くの気づきがこの３文字に込められています。子どもたちに少しでも多くの気づきを与えられるような夏にしたいと思います。

特別企画のテーマ〜気づき〜に沿った1つのレクリエーションを紹介します。今回、紹介するレクリエーションは「お仕事すごろく」です。

このレクリエーションはすごろくを用いて、ロールプレイング型でお仕事体験をしてもらうというものです。すごろくのマスを進むごとにそれぞれの職業の仕事内容を実際に体験してもらい、その職業がどのようなお仕事をするのかということを知ってもらいます。

このレクリエーションには今回取り上げた職業の内容を知り、こんなお仕事もあるのか！という気づきを与えることを目的としています。オンライン上にはなりますが、子どもたちにとって良い職業体験の1つになれば良いと思います。

子どもたちに笑顔を届けたい、子どもたちにたくさんの気づきと選択肢を与えたいと思っていても、必ず達成するとは限りません。また、今年はオンライン上での開催となり届けたいものを確実に届けることができる環境でもありません。

しかし、少しでも子どもたちにとって夏の良い思い出の1つとなるように全力で特別企画に望んでいきます。特別企画リーダーとしてメンバーの意見を尊重し、支部が向かっていく道から外れそうになった時に軌道修正をして目標に向かっていけるように導いていきたいとも思います。子どもたちが持つ不安などを取り除ける存在に私たちがなり、僕夏のお兄ちゃんお姉ちゃんにしかできないことを子どもたちにしてあげたいです。

大変な状況ではありますが、私たちが子どもたちに与えたいものは何か、届けたいものは何かを心に、子どもたちにとっても大学生にとっても価値のある企画に、価値のある夏にしたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。

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