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その土地の出身者がおすすめする東北のイイトコロ【福島編その①(会津)】

こんにちは、こばです!
8月も下旬に差し掛かり、厳しい残暑が続いていますね…。
まだまだ熱中症には注意が必要ですよ!

さて、今日からご紹介するのは福島県!
福島県は北海道、岩手県に継いで日本で3番目に広く、縦に大きく会津・中通り・浜通りの三地方に分けられます。

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http://mori-e.lekumo.biz/blog/2016/02/post-0feb.html より

各地方で気候や県民性が大きく異なり、同じ県内なのに文化や訛り、その他諸々がまるで他県のもののように感じることもしばしば…。
今日は私の故郷である会津若松を含めた会津地方を中心に、いいところ・面白いことを紹介していきますよ!

*ハイカラさん/あかべぇ
ハイカラさんは、会津市内をまわるまちなか周遊バスです。観光スポット周辺にバス停があり、その存在はガイドブックなどにもよく掲載されています。
ハイカラさんとは逆回りの周遊バスがあかべえです。

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(写真①ハイカラさん 写真②あかべえ)

ハイカラさんは、まちなかに溶け込めるよう外観も内装もレトロで落ち着いたデザイン。一方あかべぇは会津の有名な赤べこをモチーフに作られていて、どちらも遠くからでもよく目につきます。
このハイカラさん、運賃は大人210円、子どもは110円で乗車できます。一律料金なので、ちょっと遠くまで行きたいときにはとてもお得!私も地元に住んでいた頃は、よくハイカラさんを利用していました。

もっとお得なのが、フリー乗車券。中学生以上の大人は500円、小学生以下は250円で、ハイカラさんとあかべぇが1日乗り放題になるんです!会津市内を1日観光するならこのフリー乗車券がおすすめ!プラス200円(子どもは100円)払えば、まちなか周遊バス以外で指定されているバスにも乗ることができるあいづ1dayパスを購入することもできます。
ただし注意してほしいのがバスの本数!
周遊バスをはじめ、若松のバスは本数が多くありません。ご利用の際は時刻表をしっかり確認して計画的に!

*幸楽苑
幸楽苑といえば皆さんもご存じのとおり、関東にもある全国チェーンのラーメン屋さんです。
実はこの幸楽苑、会津が発祥であることはご存じでしたか?

会津では数年前まで会津っぽという店名で親しまれていましたが、最近は他県と統一されたようです。関東では豚骨などのこってりしたスープが主流ですが、福島のラーメンは基本的に透き通ったスープのさっぱりとした味。特に幸楽苑のラーメンはスープにあまみが感じられます。

地元民にとっては、ラーメンといえば幸楽苑。心安らぐ味なのです。
そんな幸楽苑ですが、関東の幸楽苑と会津の幸楽苑では味が違う!(こんなこと言っていいのかわかりませんが…)
安くて美味しいことで有名な幸楽苑ですが、やはり会津の幸楽苑は、元祖なだけあって美味しさが違います。少なくとも私は、初めて関東の幸楽苑に行ったときそう感じました…!
会津の幸楽苑の美味しさをもっと、他県の人にも知ってほしいのです!

しかしこれは私を含めた一部の意見に過ぎませんので、会津に来る機会があれば是非、皆さんの舌で確かめてみてください!

*ささき亭
名前だけ聞くと定食屋さんかな?と思ってしまいますが、ささき亭は裏磐梯にあるパン屋さん!

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(写真③ ささき亭)

ささき亭はHPの運営などはしていないにも関わらず、口コミが広がり、県外からも多くのお客さんが来ます。
見た目はログハウスのような造り。店内に入ると優しい木の温もりが感じられ、どこか懐かしい雰囲気。パンを購入したら、そのまま店内の見晴らしがいいイートインスペースで頂くこともできます。店員のおばちゃんは忙しいため淡々とした対応のように感じますが、食べて帰る時には温め直してくれますし、おうちでの美味しい食べ方を教えてくれます。

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(写真④)

焼きたてパンはすぐに売れてしまうため、タイミングが合わないと好きなパンが購入できないこともしばしば。たくさんの種類から確実にゆっくり好きなパンを選びたい方は、午前中はやいうちに行くことをおすすめします!
あえて雪が多くて県外のお客さんが減る冬の時期に行くのもおすすめですよ!
アクセスは車のみなので少々行きづらく感じますが、それを裏切らない美味しさのパンがたくさんあるささき亭!是非一度お試しあれ!

《パン工房ささき亭》
〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村桧原 北塩原村大字桧原字甚九郎沢山
電話 0241-32-2824
営業時間 8:00~18:00(売り切れ次第閉店)
定休日 毎週月曜日(毎週第3月・火連休)
アクセス 猪苗代駅から車で約30
磐越道猪苗代磐梯高原ICより曽原湖方面へ25分
磐梯東都バス 森のくまさんレトロバス 曽原通り 徒歩6分(480m)

*野菜、果物
福島といえば桃!というのが、TOKIOさんのCMでお馴染みになってきたようでとても嬉しく感じています。
しかし!福島にはもっと美味しい果物や野菜がたくさんあるのです!
中でも紹介したいのが以下の三つ!

・南郷トマト
大袈裟なようですが、私は南郷トマトより美味しいトマトは食べたことがありません。(笑)
南会津の特産品である南郷トマト。発祥の地である旧南郷村の地名からその名がつきました。
若松市内ならばスーパーなどでも入手可能ですので、見つけたら是非おひとつ買ってかぶりついて頂きたい!
皮は硬すぎず柔らかすぎず、真っ赤な身は甘くて美味!火を通したりせずに、生のままで食べなきゃもったいない!と思ってしまうほどの美味しさです。

・身知不柿(みしらずがき)
会津地方で古くから栽培されている渋柿です。収穫後に焼酎やガスで渋抜きをします。
名前の由来は
・枝が折れそうなくらいたくさんの大粒の実をつける、身の程知らずな柿であるから。
・この柿を将軍に献上したところ、「未だかかる美味しい柿を知らず(これほど美味しい柿は初めて食べた)」と賞賛されたから。
・あまりの美味しさに、我が身も考えずに食べすぎてしまう柿だから。

この三つの説があります。
毎年皇室にも献上されている品種で、しっかりとした甘さに加え種がなくとても食べやすい!
他にはない美味しさを、是非一度お試しあれ!

・ヤーコン
東北出身の人には身近な野菜であろう、ヤーコン!
ヤーコンは会津でも多く作られていて、小学校の給食などにも使われています。
最近はヘルシー食材としても知られるようになってきたみたいですね。
色は蓮根、かたちはさつまいも、食感は大根とじゃがいもの中間のような、何とも不思議な野菜。おすすめは甘辛いきんぴら!ご飯との相性抜群です。

もうひとつおまけに…
*会津の三泣き
会津には、“会津の三泣き”という言葉があります。
一泣き:初めて会津にきた人が、よそ者に対する会津人のとっつきにくさに対して一泣き。
二泣き:会津での生活になれてくると、会津人の温かい心に気付き二泣き。
三泣き:会津を離れるときに、情の深さに心を打たれ、会津を離れがたくなり三泣き。

山々に囲まれた地で雪深い冬の寒さに耐えしのいできたことから、会津の人々は辛抱強く、“ならぬことはならぬ”の精神を守る一番東北人らしい県民性を持つと言われています。そんな会津の人々は自らを“会津人”とし、自分の故郷に誇りと愛情を持っています。
“会津の三泣き”のひとつ目にあるように、地形的にも閉ざされた場所に住む会津人は少々取っ付きにくく感じられがち。
口コミサイトなどを見ていると、店員さんが無愛想だ、などと書かれているのを目にすることもあります…。もちろん最初から親しみやすい人もいますが、会津人には恥ずかしがり、ぶっきらぼうな人が多いだけで、本当はみんな優しくて、会津っていいところなんですよ。
そのさりげない温かさに気づいていただければ、嬉しいなと思います。

さて、自分の地元ということで長々と書きすぎてしまいました(実はまだ書き足りません…)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
みなさん是非、人情と魅力溢れる会津地方へこらんしょ!
次回は浜通りを中心に紹介します。
それではまた!

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投稿日: 2016年8月28日
カテゴリー: 未分類 | 投稿者:

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