【メンバーの想いvol.24】

玉川大学支部　4年のかとけんです！⁣
⁣ 僕夏での4年間の活動が節目を迎えるにあたり、振り返ったときにここで得た1番大きかったものは「つながり」です。普通って思われるかもしれないけれど、僕にとってこれが1番大事です。⁣

 
⁣僕は教職を志望していたこともあり、大学入学当初は地元の子ども以外の子どもと関わりたいという思いからこの活動に参加しました。もし、皆さんがこの活動に参加するとしたら、そこで出会う子どもたちとのつながりはどのようなものだと思いますか？⁣
僕が得た「つながり」は、この子たちを裏切らない自分でい続けようと思わせてくれるものでした。⁣
夏企画で子どもたちと過ごす3日間（4日間）、子どもと学生の関係性に明確な定義はありません。先生ともきっと違うし、同級生ともきっと違う不思議な関係性です。そのため、子どもそれぞれに学生に求める姿があり、学生もそれぞれの色で子どもと向き合って「つながり」が出来上がってきます。

僕と子どもたちとの「つながり」もまた、その子たちとだからこそできたものだと思っています。はじめて行った夏企画での出会いややったこともそれぞれです。

将来の夢の話をしてくれた子。

思いっきり走り回って遊んだ子。

何を話すわけでもなく一緒にいた子。み

んなバラバラですが、みんな次に会う時のことや将来の夢ことを話してくれました。これら全て出会って3日の人にすることとは自分には思えませんでした。⁣
そんな彼らと出会えたからこそ、僕は彼らが信じてくれている自分であり続けたいと思うことが出来ました。また、彼らが僕に伸ばしてくれた手を正面から握り返したいと思うようになり、そのために自分や支部がチームとして変わり続けなくてはいけないという思いをもらうことができました。⁣

この思いは2年・3年・4年と、僕夏の活動やそれ以外の交流（手紙や地域のお祭りなど）をするたびに強くなっていきました。

バスで迎えに行くと、並んでいる列の中で僕らを見て、キラッと光る笑顔を向けてくれる子。

わざわざ保護者の方にお願いをしてお祭りに会いに来てくれる子。

「夢は決まっていないけど、かとけんと同じ大学に行くよ」って手紙を書いてくれる子。

一緒に外で遊んだ帰り道に「今が幸せだ～」って言ってくれる子。

また会いに来ることを約束しても、お別れの時に一緒に涙を流してくれる子。

卒業して別の世界を持っても会いに来てくれる中高生。

「家でこんなこと話してくれましたよ」って声をかけて迎えてくださる保護者の方もいる。

この「つながり」は僕にとって宝物です。

そんな人たちのことを考えていても苦しいこともあります。それは、気づけていなかった子どもたちの想いがあることです。こればかりは4年間毎回あって、広く大きく構えようともがいてみても、どうしても自分が受け止め切れていなかった子どもたちの想いがあったことに気づかされます。⁣

それでも、「次こそは子どもたちが僕や僕らに向けて伸ばしてくれているすべての手を握り返そう。」そう思って毎年活動しているうちに、恩師のようになりたくて教師を目指していた僕が、子どもたちにとってこんな教師でありたいという想いが芽生えていました。⁣
①「子どもたちとともに成長し続けることのできる先生」⁣
②「その子の挑戦を横にいて応援できる先生」⁣
③「一人一人の手を決して離さない先生」⁣
きっとこの想いはこれからも変化していくものだと思います。でも、いまこうしてこう思えたのは大切な人たちとの「つながり」です。

これに気づけたのはもちろん、子どもたちや、保護者の方々・先生方のおかげです。でも、その出会いをくれたのは僕夏です。そして、こんな想いや、大切な子たちのことを一緒になって本気で考えてくれる仲間たちがいてくれるからです。そう考えるとこれも「つながり」の一つかなと思っています。

僕夏で得たもの（得たことに気づいたこと）は学生の数だけあると思いますが、僕の中ではこれが一番大きいです。4月からの生活はここで得た想いを胸に、信じてくれているであろう子どもたちに恥じない自分であれるようにしようと思っています。そして、これからも夏には、今度は個人として子どもたちと、お互いの今を話し合いたいと思っています。⁣

 

 

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