首都圏の大学生主体の異世代交流プロジェクトです! 「子どもたちのお兄ちゃんお姉ちゃん」を目指して400人の大学生が奮闘中💨 東日本大震災以来9年間交流を続け、今では交流地域拡大中です!

【メンバーの想い vol.12】

文教大学支部 2年 橋本雪瑛(ゆきえ)です。

 私が僕夏に入会しようと思ったきっかけは、小学6年生の冬に父と行った東日本大震災のボランティア活動でした。現地で見た光景は今でも鮮明に覚えています。それから「岩手県」「東日本大震災」「ボランティア」というキーワードに惹かれるようになり、大学入学から間もない頃、入会を決めました。

 2年目は小学校リーダーを務めましたが、原動力には初めての夏企画で感じた”悔しさ”がありました。その”悔しさ”は私が僕夏に熱中するきっかけの1つでもあるので、お話しします。

 初めての夏企画、交流3日目。自分の担当したレクリエーションも無事に終わり、子どもたちとコミュニケーションがそれなりに取れていると思っていた矢先のことでした。最後のレクリエーションで、子ども同士のちょっとしたいざこざが起きてしまいました。学生が考えたレクリエーションに見向きもせず、せっかく来てくれたのに「帰りたい」「つまらない」と連呼する子どもたち。自分なりに試行錯誤をしてみましたが、結果、状況は悪化する一方で最後のレクリエーションは終わりました。私はお手上げ状態で何もすることができませんでした。その悔しさや、子どもたちを笑顔にできなかった無責任さなどから、思わず涙がこぼれてしまいました。

 宿泊施設に戻って1日の振り返りを行った際、メンバーの楽しかったエピソードが飛び交う中、私の番になりました。私のエピソードはあまりにも場の雰囲気にそぐわないものでしたが、勇気を振り絞って話しました。すると、明るい雰囲気から一転、1人1人が真剣に話を聴き、自分事として受け止めてくれました。宿泊施設までのバス中、「あの時、何をするのが正解だったのか」とひたすらに自分を責め続けていました。しかし、メンバーに話したことによって自責の念から少し解放され、初めての夏企画はほろ苦さもありましたが、メンバーと一緒にやり遂げた達成感や「これも1つの経験だ」と割り切れ、最後は笑顔で終えることができました。

 

 私はこの経験から、夏企画は決して1人の力で成り立つものではなく、準備期間から当日を含め、メンバーと支え合って初めて完成することを学びました。ほろ苦さを感じつつも笑顔で終えることができ、「夏企画に行ってよかった」と思えたのは紛れもなく、メンバーの支えがあったからです。そして、今度は先輩後輩に関わらず、1人1人が「行ってよかった」と思える夏企画になるよう、力を尽くしてサポートしたいという思いから、次期リーダーになることを決意しました。

 あの時、自分がカミングアウトをしていなかったら。メンバーの支えがなかったら。私は2年目にリーダーを務めることもなく、そそくさと辞めていたかもしれません。

「あなたにしか笑顔にできない子どもがいる」

2年目の夏企画でこの言葉の意味が本物だということが分かりました。支部会議や月1回の夢会議を通して自分を見つめ直し、自分の強みや弱さを見出すことができます。また、色々なメンバーと関わることによって自分が笑顔にしたい子ども像が浮かびます。人間は誰1人として同じ人が存在しないように、メンバー1人1人笑顔にしたい子どもは異なり、あなたにしか笑顔にできない子どもが存在するのです。

みなさんも素晴らしい仲間と子どもたちの笑顔のために、活動してみませんか?メンバー一同、心よりお待ちしております!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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投稿日: 2020年3月13日
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