首都圏の大学生主体の異世代交流プロジェクトです! 「子どもたちのお兄ちゃんお姉ちゃん」を目指して400人の大学生が奮闘中💨 東日本大震災以来9年間交流を続け、今では交流地域拡大中です!

【メンバーの想いvol.20】

国士舘大学支部4年のたかひろです!

私が僕夏に入会した理由は、2011年3月11日に発生した東日本大震災にあります。

私は地元のサッカークラブに所属していました。当時は中学1年生で、その日は3年生のお別れ会が開かれていました、そのお別れ会を楽しんでいるときに、テレビに映っていたのは、津波が街を飲み込み、家や車、そして人が流れている光景でした。

私はこのとき「私たちはこんなに笑っているが、このテレビの向こう側の人たちは苦しんでいる。心の底から笑える・笑顔になれる日がこの人たちに、この地域に来るのだろうか。私には何もできることはないのだろうか?」と思いました。
「今、こうして私たちが楽しんでいる間に、人は亡くなり、家を失い、苦しんでいる。」当時の私は今の自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかと思いました。
そして、テレビの向こう側の人たちの環境がどれだけ厳しく辛いものかを考え、涙を流しました。その後、私は中学生なりに自分に何ができるかを考え、自分の服や靴などを支援物資として送りました。
しかし、私は何か違う気がしました。支援物資は確かに必要なものだが、自分にしかできないこととは何なのだろう?自分が本当にしたかったこととはこういうことなのだろうか?
そんなことを考えていたら支援物資を送るだけでは満足できませんでした。

そして、大学2年生の春、僕ら夏休みProjectという団体に出会いました。「子どもたちに笑顔を届ける」この一言に、私は惹かれました。
私は、人を笑わせることや、人の笑顔が大好きです。「震災当時の私がやりたかったことはこれだ。やっとあの時に成し得なかったことができる。」そんな思いで僕夏に入会しました。

僕夏で得られたものの、1つ目は「かけがえのない仲間」が私の周りにはたくさんできたことです。

大学4年間で一緒に学ぶだけではできない絆ができました。多くの時間を共に過ごし、楽しいことも苦しいことも共有できる自分の支部の仲間たちは家族だと思っています。何かに躓いた時に助けてくれる心強い存在がいることによって、僕は色々なことに挑戦できるようになりました。そんな仲間たちに出会うことができて、僕夏に入会してからの3年間はとても充実していました。

2つ目は、「行動力」を手に入れることができました。

私は先頭に立ってみんなを引っ張っていくような立場になることを敬遠してきました。私は自分に自信がなく何をするにもマイナスに考えることが多かったのです。しかし、僕夏に入ってから、背中を押してくれる、支えてくれる仲間ができたり、自分たちのことを待ってくれている子どもたち、大人たちがいてくれることによって「みんながいてくれるからやってみよう。あの人たちが楽しみにしてくれているからやってみよう。」というプラスな考えが自然と出てくるようになりました。そのおかげで、いろいろなことに挑戦し、多くの経験をすることができました。

3つ目は、僕夏に入会して3年間、交流先の子どもたちに向けてたくさんのレクリエーションを作ってきました。

そのおかげで「企画力」が得られました。多くの時間をかけて支部の仲間たちと考えたレクリエーションは自分の財産となっています。私は大学で教職について学んでおり、教育実習を4年次に行いました。僕夏で考えたレクリエーションが、授業を考える際や子どもたちと遊ぶ際にもとても活躍してくれました。

4つ目は、子どもたちとの「絆」です。

最後の交流となった4年生の夏企画交流最終日では、最初は笑っていた高学年の子たちも大学4年生から最後の話をする時には泣いていました。いつも遊んでいた男の子2人が僕に抱きついてきました。1人は僕の腕の中で泣き、もう1人はお腹に顔を埋めて、泣いていました。「何か辛いことや悲しいこと苦しいことがあったらすぐに連絡しろよ、必ず助ける。逆に楽しいことや嬉しいことがあったら教えろよ、俺も一緒に喜ぶよ。いつでも待ってるから、連絡してきていいから。遠くにいても、離れてても大丈夫。さみしいけどね、離れるのは。」と声をかけるといつの間にか自分も泣いていました。こんな体験ができることは人生の中で自分にとっても子どもにとっても滅多にないことだと思います。この体験は僕夏に入会したからこそできたと自信を持って言えます。

5つ目は、岩手で出会った多くの人との繋がりです。

交流先の子どもたちだけではなく、現地の方々と仲良くなることができ、震災当時の話を聞かせてもらうこともありました。僕夏の別企画である「僕らの夏祭り」をきっかけに仲良くなった現地の方々とは、年に何回も会ってお酒を飲んだり、一緒に遊んだりしています。私は鳥取県出身ですが、岩手に行くと地元に帰った時と同じように不思議と落ち着きます。その理由は、自分と会うことを楽しみに待ってくれている子どもたちや地域の方々がいてくれるからです。心優しい人たちに囲まれ、可愛がってくれる沢山の地域の方々出会えたおかげで、岩手が、もうひとつの故郷になったと思っています。

上に書いたものはほんの一部です。ここに書き切れないほど、僕夏ではたくさんのことを得られました。自分を成長させてくれた僕夏、仲間、子ども、地域の方々、そして岩手にも感謝しています。

 

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投稿日: 2020年3月19日
カテゴリー: 未分類 | 投稿者:

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