首都圏の大学生主体の異世代交流プロジェクトです! 「子どもたちのお兄ちゃんお姉ちゃん」を目指して400人の大学生が奮闘中💨 東日本大震災以来9年間交流を続け、今では交流地域拡大中です!

知りたい!

「知りたい!」と思ってくださった方々、ありがとうございます。ようこそ、僕夏へ!

ここでは、私たちがどのような活動をしているのか、季節ごとに詳しく紹介していきます。

僕夏は夏だけの活動ではありません。普段、どのようなことを行っているのか、僕夏の1年間の軌跡を一緒に旅してみましょう!☺

 

「春」~繋~

春。出会いの季節。始まりの季節。僕夏はどのように歩みを始めたのでしょうか。

僕夏は、東日本大震災をきっかけに立ち上げた学生主体の団体です。

 

震災で遊び場を失った子どもたち、大変な状況の中で笑っていいのか悩む子どもたち。

そんな子どもたちに「笑顔を届けたい」「思いっきり甘えて遊べるお兄ちゃんお姉ちゃんを届けたい」という想いから始まりました。

しかし、始めは岩手県内のたった1校としか交流できませんでした。

「大学生に何ができるんだ」そう思われてもおかしくないほど、被災地の課題は山積みだったのです。

それがは、なんと29校と交流しています。子どもから広がる笑顔、その笑顔の輪は親へ、地域へ繋がっていきます。

そのサイクルは広がり続け、今ではたくさんの子どもに笑顔を届ける機会をいただいています。

 

震災から9年。子どもたちも、地域も、いまだに様々な課題を抱え、その課題は時の流れとともに変わっていきます。

しかし、ひとつひとつ、ひとりひとりと向き合い、繋がりを大切にする僕夏の姿勢はずっと変わりません。

人との繋がり。

それは大学生と子どもだけではありません。子ども同士、大学生同士、地域の方々、学校の先生…

僕夏があるからこそ生まれた繋がりがたくさんあります。

 

設立当時から少しづつ積み上げた繋がりは、夏への交流へと続いていきます。

さぁ、これからどんな子どもたちと、どんな夏を過ごそうか。

 

淡い色で包まれた街に緑が増え始めた頃、僕夏の夏も始まります。

 

「夏」~想~

いよいよ僕夏の夏がやってきました。

 

私たち大学生は、夏休みを利用し、1週間岩手県を訪れ、レクリエーションや対話を通して、子どもたちに笑顔を届けています。

先生でも親でもない大学生だからこそ、一緒に笑える、一緒に悩めることがきっとあると思います。

そんな大学生との関りを通して、「子どもたちが将来に夢や希望を持ってほしい」そう考えています。

 

この夏企画は僕夏のメインプロジェクトです。

「笑顔」を届けたい。ただその一心で私たちは夏企画に臨みます。

 

夏企画はたった3日間。その3日間にすべての想いをのせます。

メンバーが同じ方向を向いて、1歩1歩進んできた足跡。

振り返ればその足跡ははっきりと見えます。

 

今までを信じ、3日間子どもたちと思いっきり笑い、忘れられない夏を過ごします。

また、子どもとのかかわりは学校だけに留まりません。

 

僕夏は地域のお祭りに参加しています。「僕らの夏祭り」というもうひとつのプロジェクトです。

そこには子どもはもちろん、地域の多くの方が訪れます。

お祭りは震災当時、「再会の場」として、生きていることを確認する大切な場所でした。

そのような空間に僕夏の大学生として参加させていただくこと、とても誇りに思います。

会場では、子ども向けのブースを設けたり、大学生がひと夏かけて練習したソーラン節を披露します。

 

いろいろな人の想い。

夏は特に想いが交錯する瞬間がたくさんあります。

 

 

《小学校での一コマ》

廊下で子どもと2人きりになったとき、ある男の子が

 

「僕、来年も僕夏来るよ。だって楽しいもん。」とひとこと。

 

私たちが届けたい想いが、届いた瞬間でした。

僕夏はこうして、本当に子どもたちに求められている。

この子のために来年もまた絶対来よう。そう思いました。

 

 

《お祭り会場での一コマ》

「お兄ちゃん、いるよ!会えた?」

 

大学生たちはある男の子を見つけて口々にそう言います。

その男の子は毎年小学校交流に来て、お祭りにも来てくれてました。

しかし、今年は交流に来れず、会いたいお兄ちゃんに会えずにいました。

大学生のお兄ちゃんも男の子に会えることを心待ちにしていました。

 

お祭り会場で、2人は1年ぶりに再会を果たしました。

 

きっと2人にしか分からない感情があり、思い出があるのでしょう。

2人が話す姿はまるで兄弟。これから2人はどんなストーリーを描いていくのでしょうか。

 

きっと、あの時、この時の思い出が色鮮やかに2人の人生を彩るのでしょう。

想いの交錯は様々なところで行われ、僕夏の夏は終わっていきます。

 

子ども、大学生、地域。3つの輪が交わり、会場には大きな笑顔が咲きます。

夜に打ちあがる花火は、会場の人々の未来を照らしてくれるような、そんな気がします。

 

少し肌寒い風が吹き、多くの人が花火を見つめる中、大学生が見つめるのは秋に向けての次のステップです。

 

「秋」~続~

 

秋には活動報告会があります。

 

僕夏が1年間、どのような活動をしているのか支援者の皆様にお伝えする貴重な機会です。

 

僕夏のメンバーは様々なアイディアで活動報告会を盛り上げます。

数字から見る僕夏。写真で魅せる僕夏。岩手の名産を販売するブースもあります。

 

僕夏は、大学生だけでは成り立ちません。

協力してくださる方々がいてこその活動です。

この活動報告会では、私たちの現状を見直し、さらなる発展に向けて覚悟を決める場でもあります。

また、近年、交流先の学習発表会に招待していただくことも増えてきました。

学習発表会では、劇や合唱を真剣に行う姿に、子どもたちの大きな変化を感じます。

 

交流で見ている子どもたちはほんの一部に過ぎません。

笑顔と裏腹に、どこかで悩み、泣くことだってあるでしょう。

そんな時、私たちが「お兄ちゃんお姉ちゃん」としてそばにいることは出来るでしょうか。

 

子どもたちの成長に伴い、悩みはきっと変わります。

その変化に応じて、私たちもずっと寄り添っていきたい。

3日間だけのかかわりではなく、いつでも相談できる、頼れる、憧れられるお兄ちゃんお姉ちゃんでいたい。

そのためには、どうすればいいのか。私たちは日々、考えています。

 

街がキラキラと色づき始めた頃、僕夏も次年度に向けてさらに輝きを増すため、次期リーダーたちの選挙が行われます。

 

1年間、一緒に活動してきた仲間を見て、刺激を受け、「次は私が。」

そう思うリーダーたちが奮い立つ季節がやってきました。

 

「冬」~変~

 

12月は次年度のリーダーを決める選挙が行われます。

リーダー候補たちはどのように僕夏を発展させていくのか、メンバー全員の前で宣言します。

メンバーたちも自分が僕夏にどう貢献していくのか、何を期待するのか、考え、リーダーの話に耳を傾けます。

 

次の世代へのバトン。

受け渡す人も受け取る人も僕夏を担うという覚悟と責任を持っています。

年が明けると、3月には卒業式があります。

小学校6年生の門出に立ち会えること、毎年とても光栄に思います。

緊張した面持ちで入場してきた子どもたちも、僕夏のお兄ちゃんお姉ちゃんを見つけると、少し頬を緩めます。

夏に見せてくれた笑顔とは違う、恥ずかしそうな、でもどこかすがすがさも感じる笑顔です。

卒業して交流で会えなくなっても、大学生と子どもたちは繋がっています。

 

子どもたちが成長して、中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても、私たちはあの夏に一緒に遊んだ僕夏のお兄ちゃんお姉ちゃんです。

春、年度ごとに支部の方向性を定め、学生同士のがりを強めます。 

夏、それぞれが抱えるいを子どもたちに届けます。

秋、改めて僕夏を見つめなおし、継に向けての一手を打ちます。

冬、さぁ次はどうしようか。次年度に向けての化を恐れません。

 

僕夏の軌跡の旅、いかがでしたか?

 

僕夏のメンバーは総勢249人。249通りの僕夏があります。

大学生と子どもが紡ぐひとつひとつの物語。ぜひ、これからも見届けて頂けたら幸いです。

 

【僕らの夏休みProject紹介動画】



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