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2020年3月31日で4年生は僕夏を卒業します。
最後は実行委員長のゆーだいです。
こんにちは!
2019年度実行委員長を務めていました
東洋大学4年のゆーだいこと、石津雄大です。
僕夏の活動を計画するうえで大事にしていること。
それは大学生の原体験にある。
中学生の頃、部活の同期の男子はたった1人。
その人は、全国大会でも入賞するような人だった。
一方で、自分は地区大会も突破できず。もっと努力をしたら結果は変わったのかもしれないけど、いつか注目を自分に向けたい、見返してやりたいと思うようになった。
高校に入学し、中学とのギャップに苦しむ。なんで自分はこの立ち位置なんだろう。自分をさらけ出せなかったことで毎日が辛かった。
もっと仲良くしたいのに。
自信がないし、踏み出せない。
大学に入ってからも、なかなか打ち込めるものが見つからなくて辛かった。
けど、高校までの経験があったからこそ「僕夏」に入ることができた。このままでも何も変わらないと思って、居場所を求めて入会を決めた。
待っていたのはあったかい空気と、それを作り出す仲間たち。
何事にも一生懸命な姿。
誰にでも真正面からぶつかること、素直でいることの大切さ、他人の気持ちは絶対に分かりえないけど、何を考えてるのかを想像し続けて、行動に移すこと。
人として大切にしなきゃいけないことを全部、僕夏から教わった。
1年生。初めての子どもたちとの交流はたった2時間。支部の仲間たちが楽しそうに話していた子どもたちのこと。不安もあったけど、やっと同じ土俵に立てるんだと思うと嬉しかった。けど、満足のいく交流ができなくて悔しかった。同学年の仲間たちが仲良く交流してるのが羨ましいのと同時に、妬ましかった。
2年生。台風で3日間の交流ができなかったけど、春に会った子どもたちが名前を覚えていてくれた。1年生の男の子が「名前が似てる!」って言って寄ってきてくれて、この子の成長を見ていきたいと思った。
3年生。支部長になる。
ちゃんとしたリーダーの経験は初めてで何度も折れそうになった。
仲間にちゃんと不安を話せた時、独りじゃないと思えた。親身になってくれる先輩、支部を居場所に感じてくれる後輩、思いをもって続ける決意をしてくれた同期。みんなが支えだった。
2度目の夏の交流。初めて、満足のいく交流ができた。1年前はやんちゃだった子が低学年の子たちの面倒を見ている姿に教わったことも沢山ある。
4年生。実行委員長になり、あらためて自分の原体験を振り返った。
子どもたちに、自分自身の良さや好きなことを発見してもらえる経験をしてもらいたい。
自信がない自分だったからこその思い。
様々な企画で笑顔になっている子どもたち。何気ない話を親身に聞いている大学生の姿。違った目線で見る夏企画は最高だった。
大学2年の時に出会った男の子は小学3年生に。最後は泣きながら私の腕をずっと掴んで話さなかった。社会人になっても手紙を交換して、夏祭りで再会して、ずっと成長を見守っていきたい。お酒が飲める歳になったら一緒に岩手の日本酒飲みたいって夢もある。
何を充実と呼ぶかは人それぞれだ。
9割の辛さの中で1割の喜びに出会えた時の感動。
価値観の違うメンバーと理解し合えた時。
再会した子どもが名前を呼んでくれた時。
別れを惜しんでくれる仲間や子どもたちに出会えたこと。
縁に恵まれて、大学生活を通じて
「弱くて容量の悪い自分でも、地道にやってる姿がかっこいい」
ってことに気づくことができた。
それもみんなに出会えたから。
沢山沢山苦労して、悩んで、それでも素敵な経験に出会い、仲間に恵まれたこと。自分にとってはすごく充実していた4年間。僕夏での出会いがあったからこそ、自分の弱さを肯定できた。少しだけ自信がもてた。
さあ、次はあなたの番です!
想像を超える出会いと、経験を。あなたの存在が子どもたちの、周りの仲間たちの笑顔に繋がります。来たる春、そして10年目の夏企画へ。私たちの活動はこれからも続きます。
言葉にはできないほどのありがとうを込めて。
これからの僕夏の活動にもご期待ください!!
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